Te
原子番号(atomic No.) 52
原子量(atomic weight) 127.61
テルルは酸素族中では最も少量かつ特定の地方にのみ産出する。多くはテルルソウエン鉱のような鉱石として存在する。クラーク数2×10−7(第78位)。工業的には銅製錬・鉛製錬時の煙塵・電解槽中の陽極泥などから精製している。主な同位体は無定形テルルと金属テルルである。テルル酸塩をSO2で還元すると無定形テルルが沈殿し,金属テルルは無定形テルルを熱すると得られる。
物理的性質
無定形テルルは灰色粉末。
金属テルルは銀灰色の金属光沢のもろい結晶。導電率が温度により異なり約50℃で極少値を示す。
色々な点で半導体としての特性を示す。
密度(ℊ/㎤)at 20℃ | 融 点(℃) | 沸 点(℃) | 比 熱(cal/ℊ) at 20℃ |
熱膨張係数 at 0〜100℃ |
熱伝導度(W・m−1・K−1)at 300K | 抵 抗 率(μΩ・㎝)at 20℃ |
6.24 | 449.5 | 989.8 | 0.047 | 1.7×10−6(//C軸) 27.5×10−6 ( C軸) |
3.38 | 4×105 |
化学的性質
Seより更に非金属性に乏しい。主な原子価は-2,+4,+6である。
用途
整流効率は低温では余りよくないが300℃以上の高温まで使用できる。ペースト状にしてガラス,陶磁気などの赤,青,褐色の着色に使用される。合金添加元素としては鉛に添加して耐硫酸性,耐疲労性の向上,ステンレス綱に添加すると脱ガス,切削性向上の効果を示す。
CodeNo. | Symbols | Purity | Form | Unit | Price | |
TeMEPW01 | Te | 4N | 粉末 | −#100 | 100ℊ | ¥ 20,000 |
TeMEGR01 | 4N | 粒状 | 1〜5㎜ | 100ℊ | ¥ 14,000 | |
TeMETA01 | 4N | ターゲット | φ2″×5t | 1P | ¥ 75,000 | |
TeMETA02 | 4N | φ3″×5t | 1P | ¥ 97,000 | ||
TeMETA03 | 4N | φ4″×5t | 1P | ¥135,000 | ||
TeMETA04 | 4N | φ5″×5t | 1P | ¥170,000 | ||
TeMETA05 | 4N | φ6″×5t | 1P | ¥205,000 |
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テルル合金
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